遺伝子のコピー(複製)方法
生命の設計図 遺伝子は上手にコピーされ、
次の世代へバトンタッチされます!
皮膚の細胞を分裂して増やすには、皮膚の細胞を作るための遺伝子が働かなくてはなりません。
胃の細胞を分裂して増やすには、胃の細胞を作るための遺伝子が働かなくてはなりません。

そのためには、それぞれの設計図が忠実にコピーされ、その設計図に基づいてタンパク質が作られことが必要になります。では、分裂する細胞分のDNAはどのようにコピー(複製)されるのでしょうか?

遺伝子は細胞の核にあるDNAが持つ情報です。このDNAにある遺伝子をコピーしたものがRNA(リボ核酸)です。遺伝子コピーに関係するRNAは3種類あります。
・mRNA(伝令RNA、メッセンジャーRNA)
・tRNA(運搬RNA、トランスファーRNA)
・rRNA(リボソームRNA)

mRNAは、遺伝子のコピーです。rRNAは、タンパク質合成を行う(いわば工場)リボソームを構成する成分です。tRNAは、タンパク質を作るための材料(アミノ酸)の運び屋です。

DNAの持つ情報(遺伝子)をコピーしたmRNAは、核の外にあるリボソーム(タンパク質合成工場)に向かいます。リボソームでは、tRNAの運んできた材料(アミノ酸)を使ってmRNAの設計図どおりにタンパク質を作ります。この過程により、まったく寸分違わぬ同じ細胞ができるのです。