人の体と遺伝子
遺伝子、それは人体を形作り、機能させる
「生命の設計図」!!
人の体は約60兆の細胞が集まってできています。お母さんの胎内でそれぞれの人体器官・組織(脳・目や口や鼻・内臓・筋肉・骨・皮膚・・・)が形成され、赤ちゃんとして誕生します。生まれてからも、成長するため精神と肉体が発達します。

このように人体の生命活動を的確に機能させ維持していくことを、日常私たちは特に意識していません。ほとんどの人が、当たり前のように思っているでしょう。でも、よく考えてみてください。見る、聞く、しゃべる、食べる、寝る、おしっこをする・・・目に見えない体の中では、心臓が血液を送り出し、肺が酸素交換をし、胃腸が飲食物を消化吸収する・・・これを自動的に1分1秒たりとも休まずに続けているのです。なんと不思議な奇跡的な営みでしょう。

この素晴らしい営みを自動的にコントロールしているのが、『遺伝子』です。

お母さんの胎内でたった一つの細胞から赤ちゃんが生育していくのは、遺伝子が持つ「あなたは心臓になって!」「あなたは足の筋肉よ!」「あなたは胃の粘膜になってね!」という情報によって指示されるからです。

心臓が筋肉を収縮させて血液を送り出すのも、足が身体を支えて歩行するのも、胃の粘膜が消化液を分泌するのも、遺伝子が持つ情報どおりに働くからです。

つまり遺伝子は、「生命の設計図」ということができます。