ガンのSAT療法

心と遺伝子の関わりを測定する心理療法!


実際に、ガン患者さんの心の変化が免疫や遺伝子にどう影響するかを観察しながら進められる心理療法があります。筑波大学大学院教授 宗像恒次先生が開発されたSAT療法(Structured Association Techinique:構造化連想法)です。


SAT療法は、「ガン克服に重要な免疫防衛力や遺伝子防衛力は、患者さん本人の人生に向き合う態度や考え方、それに伴う行動と深く関わる」という前提のもとに、患者さん自身が生き方や行動を変えていくのを支援するものです。


SAT療法は血液検査データをチェックしながら免疫防衛力遺伝子防衛力を高めていきます。SAT療法では免疫と遺伝子に関する指標の一例は下記のように設定されています。


【免疫防衛力】
・白血球中のリンパ球数 2000/μl
・リンパ球比率 35〜41%
・NK細胞活性率 30〜70%


【遺伝子防衛力】
・p53、RB、BRCA、RUNX3という4つのガン抑制遺伝子がオン(ON)の状態になる


これらの指標をクリアし、腫瘍マーカーが改善し、画像診断・組織検査においてガンが消失、縮小、進行停止を目指します。


今までの研究によると、ガン抑制遺伝子がオン(ON)になるのは、「自分は生きる価値がある」「愛し愛される家族や人がいる」という生命体としての私たちが望むイメージを持てることのようです。


宗像恒次先生は、p53、RB、BRCA、RUNX3の4つのガン抑制遺伝子を「愛の遺伝子」と呼んでいます。4つのガン抑制遺伝子が発現させるのが「愛」だからです。以下発現パターンです。(「健康遺伝子が目覚める がんのSAT療法」より)


◆p53
「人を愛したい」欲求が満たされるとオン(ON)
あらゆる部位のがん細胞の分裂を停止させ、がん細胞に通じる血管が新たに生まれるのを抑制する「積極愛遺伝子」。親を許し、愛することや、家族など重要他者を愛することで発現する傾向を持つ。


◆RB
「自分を愛したい」欲求が満たされるとオン(ON)
あらゆるがんに関係しているが、特に眼、膵臓などのがんと関わりが深い。人の評価を気にせず、あるがままの自分を愛し、自分に自信がついてくると発現する「自己愛遺伝子」。


◆BRCA2
「人に愛されたい」欲求が満たされるとオン(ON)
乳がんや卵巣がんなど、女性特有のがんに深く関係している「受動愛遺伝子」。大切な人に愛されている確信を持つと発現する傾向を持つ。


◆RUNX3
「自分を愛し、人を愛する」見通しが立つとオン(ON)
胃がんや十二指腸など消化器系のがんに関係している「愛コヒアレンス遺伝子」。自分を愛し、人を愛する見通しが立つと発現する傾向を持つが、見通しは状況しだいというところがあるため、オン・オフを繰り返すケースもある。


ラットを使った研究では、ラットを狭い空間に閉じ込めておくと300ほどのガン遺伝子(ガンを促進させる)がオンになり、逆にコチョコチョとなでてあげるとガン抑制遺伝子がオンするという結果も出ているようです。

■宗像恒次先生の著書「健康遺伝子が目覚める がんのSAT療法」の紹介はこちら!