遺伝子治療 臨床研究(腎臓がん) 京都府立医大

腎臓がんの遺伝子治療 京都府立医大


京都府立医科大学の三木恒治教授らは24日、進行した腎臓がん患者を対象に、新たな遺伝子治療の臨床研究を年内にも始めると発表した。がん細胞の増殖を抑える「インターフェロンベータ」というたんぱく質を作る遺伝子をがんが転移した患部に注射する。腫瘍(しゅよう)の縮小や生存期間の延長を目指す。


厚生労働省の認可をこのほど得た。臨床研究の期間は3年間。腎臓がんの大半を占める腎細胞がん患者で、肺やリンパ節、肝臓などへの転移が見つかった5人が対象。腎臓を摘出し、一般的な治療である分子標的治療薬や免疫療法で効果がみられなかった患者に実施する。
[2009年11月25日/日本経済新聞 朝刊]